教室では5月から学んできた内容を作品という形にアウトプットしているところです。

映像クリエイティブコースでは、グループでTANSAKUのプロモーションビデオを制作しています。子どもたち一人一人の得意分野が活かされることで素敵な作品が完成します。これはみんなが同じことをできるようにする学校教育とは違い、異なる能力が集まることで新しい価値が生まれるということです。

Webデザインコースでは、ランディングページ(広告サイト)を制作しています。そこにプロモーションビデオも掲載し、見た人がこの教室をいいなと感じてもらえるようなサイトにするための企画、デザイン、コーディングのプロセスを学びます。このコースは、プログラミング初心者が対象で、検索やAIを活用して問題を解決できるスキルが身につきます。

Scratch×自然体験コースでは、小樽でキャンプをして自分たちが釣った魚を晩御飯にして食べました。また、これまでパソコン操作に慣れることやプログラミングの考え方を学んできたことのアウトプットとして、11〜12月はプログラミングコンテストに向けて制作しています(コンテストは任意。発表会で発表するだけでも大丈夫です)まず、準備としてコンテストのテーマを確認しみんなで検索した情報を共有し戦略を立ててから、各自ゲームのストーリーを考え制作に入ります。作品が完成したらお互いのゲームをプレイしたりデバッグしたり最終的な確認を行うためにペアを組んでいます。どんな作品ができるか楽しみです!

この教室で重要視しているのは、結果ではなく挑戦する気持ちです。どんなに素晴らしい作品や技術を持っていても、それを公開しなければ意味がありません。大切なのは身につけたスキルを他者のために使うことだからです。出し惜しみせず、勇気を持って、人の役に立つ行動ができることが社会で必要とされる力です。

海のにおい、鳥の声、じっと待っているとうっすらと見えてくる魚の群れ、釣り竿から手先へ伝わる振動、遠くまで続く空と海、朝から夜にかけて少しずつ変わっていく景色、五感と心を使っていろんなことを感じ取って情報が脳に伝わる

さて、あなたのお子さんは感受性(感じ取る能力、他者への共感力)をどのくらい持っていると思いますか?

一度でも海外へ行ったことがあればわかると思いますが、日本にいるとサービスが行き届いてどこまでも便利で快適を目指し、嫌な思いをすればカスタマーサポートに改善するように言い、不快をできるだけ取り除く努力をして…私たちは辛抱強く我慢することや、何かを感じ取る機会が少なくなっているかもしれません。現代では便利な環境が整っているため、子どもも大人も意識的に「感じる力」を鍛える訓練やタフになろうとする心構えが必要なのではないでしょうか。

感受性は生きる力に直結しています。「勉強をしない、やりたいことがない」という問題の背景には、集中力や忍耐力、感受性などの不足が関係していることが多いです。

お子さんは先生や大人の話をじっと聞ける忍耐力や、内容を理解する集中力思考力がありますか?

そのために必要な体力をつけていますか?思考を続けるには脳をたくさん使うのでエネルギーを消費します。よくない姿勢も背骨に負担をかけるのでエネルギーを使い疲れやすくします。

また、集中力や体力に自信があったとして、話の内容に興味関心を持つことができる感度をどれほど持っているでしょうか?感じる力がないと創造力も探究心も発動しません。つまりどんな物事を見聞きしていても、行動に発展しないということです。集中力、思考力、体力、感受性を養うには、幼少期から自然の中で五感を研ぎ澄ます機会をもっと増やしましょう。

寒さを忘れじっと待つことができるのは、自然の中に楽しさを発見したから

TANSAKUでお友達と一緒に、自然との触れ合いを通じて感受性を高め、テクノロジーを学びながら問題解決力を養い、生きる力を鍛えませんか?教育のプロ、自然あそびのプロ、現役のクリエイター、それぞれのプロが連携しサポートする環境で、子どもたちは楽しみながら成長を実感できます。

見学は随時受け付けております。お気軽にご連絡ください。

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