今年の5月開校からあっという間に今年度が終わろうとしています。

最初は本当にクリエイティブスクールを必要としてくれる人がいるのかドキドキしながら生徒3名でスタートし総計9名となり、最後グループ制作が完成したときは感動でした。

第1期の最終日は、発表会のあとみんなでピザを食べ、TANSAKUオリジナルの記念品をプレゼントしました。

中学3年がディレクターの役割になってグループ制作した動画

最後のレッスンでは、映像講師から子どもたちに「ゼロからイチを作ることの難しさ、ものづくりの根底にあるもの、アイディアをかたちにすること、この教室でそういった学びができたと思うし、これからもわからないことを自分でちゃんと調べる習慣をつけ、作りたいものを自分で見つけていってほしい」などの話がありました。現役のクリエイターだからこそにじみ出る言葉で、子どもたちの心にも伝わったと思います。

「ディレクションをする」とか「ディレクター」という役職は、クリエイティブ職でない人にはあまり聞きなれない言葉かもしれません。会社に各マネージャーが配置されているように、何かを制作するときやはり進行管理する存在が必要です。

「ディレクションとは何をするのか」をつきつめていくと私は、世の中がもっと良くなるように、おもしろくなるように仕掛けたり、楽しい方向に変えていく、というようなイメージをします。より良いもの(こと)をつくるために仲間とコミュニケーションを取りながら0から1を創造するのがディレクターの役割で、ようは全体をデザインする仕事です。

ところで、実は何か特別なものを作るクリエイターでなくても私たち誰もが自分のディレクションをしている、ということに気付いているでしょうか?

自分の人生は人が創ってくれるわけではないし、自分で創るしかないからです。

社会はわりと「こうあらねばならぬ」で動いています。子どもたちの声に耳を傾けていると子どもさえもそうなっていて「やらねばならぬ」で行動しているなぁと時折感じます。何かのために、誰かのために、という大事な気持ちがすっぽりと抜けているというかどこかへ行ってしまったような感じです。それが社会の「あたりまえ」と言われればそうかもしれませんが、それで学習したことがしっかり身につくのか、自分のものになっているのかといえば、少し心配です。

「あらねば」「やらねば」から束の間離れ、秘密基地のような空間でクリエイティブな世界に浸り、創造力を鍛えませんか?

来年度の教室は、2024年5月14日開始を予定しています。さらにパワーアップし思考力2倍でやっていきます!

YouTuberになりたい子、パソコンが好きな子、何か自分に自信を持てることを見つけたい、今はScratchやマイクラでビジュアルプログラミングをしているけどテキストプログラミングへ移行したい…等々ご質問は随時受け付けております。お気軽にお問い合わせください。

また、年内最終金曜日の29日(17〜20時)まで第2期生の相談・説明会を行います!

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