TANSAKUについて
とある中学校で働く教師の思いから「TANSAKU」は生まれました。
「ではこれからホームページを作りましょう。内容は自由です。資料はここにあります。では作り始めてください」
これは20年前に私が受けた授業です。
この自由さと絶妙ないい加減さが私の心に刺さりました。
当時の私には自由というのが何よりも眩しく輝くものに見えました。
そして何かに取り憑かれたように熱中した記憶があります。
私は幼少期から魚釣りが好きでした。
父や兄と見知らぬ川や海のポイントを探るのが何よりも楽しかった。
釣りに行かない日は地図帳を見て、このあたりには良いポイントがあるのではないか、そんなことを考えるのが好きな少年だったと思います。
そんな私がその授業で作ったのが「北海道で釣れる魚たち」ホームページでした。
川や海で釣った魚の写真を撮り、生息地や主食などの生態を調べ、釣れる場所と時期を書いた。
150万画素のデジタルカメラと釣り竿を持ち、川や海に出かけ、自分だけの作品を作るために時間を費やすことは苦にはならなかった。
完成後は発表をしてクラスの誰よりも褒められたのは副産物の喜びとして、何よりも自由に作ることの楽しさは今でも忘れない。
このような体験が、いったい人生にどのような価値をもたらすか、わかるでしょうか。
学校の勉強だけでなく、好奇心を原動力に自由に何かを創る体験は、その後の人生や仕事に影響を与え、人生の土台を築くことにつながります。
子どもは自分の中に才能を発見すると没頭します。
私たち大人の義務は、ただ子どもの創造性を邪魔しないで見守ることです。
創造力は学力と同じくらい重要で、両方を鍛えることが生きるために必要だと、自分の子育ての経験からもそう思います。
私たちTANSAKUの役割は、クリエイティブな放課後を提供し、子どもが未来をつくる支えになることです。
講師紹介
TANSAKUの講師は、子どもたちの「好き」「やってみたい」を引き出し、自由に学ぶ環境をつくるファシリテーターです。
それぞれが専門分野や創造的なスキルを持ちつつも、「教える人」ではなく「一緒に探究する人」として、子どもと対等な目線で関わります。
子どもが自分で考え、自分のやり方で表現する力を育てることを大切にしています。
だからこそ、私たちは「教えすぎない」こと、そして「安心できる場づくり」を最も重視しています。

青砥 愛子(Aiko Aoto)
TANSAKU代表・Web担当
Webデザイナー / 令和3年度札幌市GIGAスクール事業講師 / プログラミングスクール社会人講師 / SBクリエイティブ『確かな力が身につくJavaScript「超」入門』、技術評論社『教科書では教えてくれないHTML&CSS』など技術書籍の制作に関わる。Coder Dojo Sapporoメンター

中村 隆(Takashi Nakamura)
自然活動担当
おたるアウトドアスクールディレクター・北海道キャンプ協会事務局員・自然体験活動推進協議会リスクマネジメントディレクター・ツリークライミングファシリテーター・JPTECファーストレスポンダーコース修了・日赤救急法救急員・日本スポーツクラブ協会スポーツクラブマネジャー・自然教育部事業部長 他


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